僕の妹は猫
我が家はひとり親家庭で息子は一人っ子。
彼が中学2年の秋、道路のまん中で右往左往していた小さな小さな捨て猫が彼の妹になりました。
2人家族が3人家族になり、それから家族の模様が変わりました。
今では彼女のことを「ニート」と笑って言う彼ですが、
彼女の存在は彼にとってとても大きく、私たちへの貢献度は非常に高いことを彼は気付いていないようですね。
息子が参加したイベントで優勝ではなく、準優勝で残念だった時。
センター試験が思うようにできなかった時。
第一志望の学部がだめだったとき。
友達との関係がうまくいかなかった時。
いつも彼女はそっとだまって寄り添ってくれていました。
ふんわりと温かいその存在は私たちの心をいつも癒してくれます。